子供の自尊心を失わせて支配する親の洗脳から逃げる物語
18年間、塔の中に閉じ込められて、誘拐犯である育ての親に自尊心を傷つけられながら育ったラプンツェルが外に出る話。
暴力や育児放棄はしていない、むしろ過保護・過干渉のようにも見えるゴーテルも毒親なのか…と思いました。
グリム童話の原作とは内容が違いますね。
塔の上のラプンツェル MovieNEX [ マンディ・ムーア ]
多趣味で手先が器用でクリエイティブ(運動神経もいい)
ずっと塔の中で育ったラプンツェルは、なかなか多趣味です。
インドアだけで「読書・お絵描き・ギター・料理・編み物・裁縫・パズル・ダーツ・バレエ・ヨガ・運動・チェス・焼き物・キャンドル作り」とあるので器用ですね。
私も趣味は読書で、家でダーツをしたり、ギターの練習をしたり、チェスも好きだったので親近感を覚えました(↑バレエとキャンドル作り以外はやりました)
外に出たら、アウトドア系の趣味もなんでもこなせるでしょう。
運動神経もめっちゃいいです!!(フライパンで戦います)
感情の浮き沈みが激しい
HSSの外に出て新しいことをしたい部分と、HSPの不安になってしまう部分との葛藤が見られました。
他の人からしたら「え!?どっちなん??」と、面倒くさい人だと思われるでしょう。
双極性障害Ⅱ型(社会生活に支障のない軽度の躁鬱)っぽいなと感じました。
身近な人に苦しめられる(理解されない)
ラプンツェルの場合は、育ての親。
シンデレラは継母と二人の姉。
眠れる森の美女のベルは町の人達。
ディズニー映画での悪役は、悪意があるのかないのかすらよくわからない、身近な人が多いと思いました。
それが世の中の真実なのかも…(怖い)
登場人物のタイプを分析しながら見ると面白い
1人で冒険に出るタイプの主人公は、HSS型HSPが多いと思います。
勝手な想像ですが、もしラプンツェルがHSPだったら…ずっと塔の中で快適に過ごしてるんじゃないか?
非HSPだったら…言うことを聞かずに外に出たり、反抗してグレてる可能性もありますよね(個人的な意見です!!)
あんな育てられ方をされたら、そりゃ自己肯定感も低くなるわ…それなのに、よく頑張ったな!!すごい!!と素直に思います。
夢が叶ってしまったら、次は何をしたらいい?
私が「塔の上のラプンツェル」を見て、一番共感した部分は…
「夢が叶ってしまったら、次は何をしたらいい?」という言葉です。
目的を達成するまでは必死に頑張るから面白い。でも出来てしまったら、もう楽しいとは感じなくなって飽きてしまう。
また暇で退屈な日々に戻る。
だから、ずっと何か目標を探し続けています。
それがHSS型HSP(刺激追求型)の一番の特徴じゃないかと私は思っています。