人からどう思われているか?よりも自分はどうなりたいか?
「共感」
他者の気持ちを本心から理解して共有しようとする
「同調」
相手の意見・主張・態度に自分の言動を合わせる
「共感」
— ウサキさん⭐️HSS型HSP+E (@schizoid_usaki) 2020年9月29日
他者の気持ちを本心から理解して共有しようとする
「同調」
相手の意見・主張・態度に自分の言動を合わせる
「共感」と「同調」は違うよね☝🏻
他者への反応症候群とは
「自分が人からどう思われているか」
絶えずそのことが気になって、周囲の人々あるいは特定の他者への過敏・過剰な反応してしまい、それが高じて心身に不調をきたしている人がいます。
その相手が特定の場合も、不特定多数への場合もあります。
他者から見たら自意識過剰に見えるだけなので、誰もそれほど気にしていないと慰めても、本人にしてみれば「誰もわかってくれない」「こんな体験、私にしかわからない」と、聞いてくれる人を探し続けています。
人から気にしてほしい
「誰も気にしていない」は慰めにはならず、実は人から気にしてほしいのが本音なのに、それが上手に表現できないのです。
他者の言動に反射的に感情が反応してしまうので、聞いてもらえる相手には、かなり長い話をしたがり、延々と話し続ける傾向があります。
「人から言われたこと」の記憶が「また批判されるのでは?」「悪く取られるのでは?」と言う反応を呼び、「この不安がなくなれば、他者の言動に反射的に感情が反応してしまう」ので、聞いてもらえる相手には、かなり長い話をしたがり、延々と話し続ける傾向があります。
情報の受け止め方が固定している
「他者への反応症候群」とは「人からの情報の受け止め方が、頭の中で固定してしまっている」状態です。
「人から言われたこと」の記憶が「また批判されるのでは?」「悪く取られるのでは?」と言う反応を呼び、「この不安がなくなれば」「なんでこんなことになったのか」「また悪くなってしまうのでは」と言う方向で回り続けてしまうからです。
怖い怖いと思っていると、小さな物音にも敏感になってしまうことがあるように、すべての情報が自分に向けて射られた矢のように感じてしまうのです。
この先どうなりたいか?
他人から受ける影響とは、それを受け取っている自分の「感情・思考・思い込み」なのだと言うことに気づいてもらう事は、対人関係の問題解決の大きな第一歩です。
他人を気にしてその影響に意識をとがらせるのではなく「他人を変える事はできない」を前提にしながら、自分の感じ方を変えること。
過去の悩みに付き合うよりも、この先どうなりたいかを考えましょう。
話を聞く場合
話を聞くには「傾聴・質問・承認」の3点が重要です。
共感の態度で話を聞きながらも、決して同情しないことです。
親身になるあまり相手の物語を長時間聴き続ける事は避けてください。
過去から新しい世界に歩み出していくために重要な事は傾聴しながら導き出す質問力です。
だから今まで人に理解されなかったことへの共感が得られると、その気持ちを「もっとわかって!」と言うサイクルを生み出します。
その繰り返しを助長してしまうので、キレの良い質問でぜひ分かった事はできる領域へ誘ってあげてください。
いずれにしても「わかってもらえた」の安心感は重要ですので、それを助けるもう一つの安心感は身体的な安らぎも挙げられます。
共感はしても同情はしない
共感をしても同情はしないように、他者への反応症候群の特徴として私はわかってもらえていないと言う心理が働いているからです。
それは子供の頃の訴えを、周囲がまともに聞いてくれなかった、笑われた、無視された、邪険にされた、周囲の考えや価値観を押し付けられたなどが起因しているかもしれません。
しかしそれにも増して、周囲との関係性の中で、本人が自分を伝えたいことの表現力を磨く機会が少なかったのだと捉えることができます。