心身が楽になる「ポジティブな変化」は自分次第
カウンセリングは「心理相談」とも言います。
何らかの悩みを問題を持った側の人がクライエントで、相談に答える側の人がカウンセラーです。
カウンセリングでは、あなたのどんな悩みや問題についても聞いてもらえます。
話し合いを通して、悩みや問題にどのように対応すればよいかに気づき、自分が納得できるより良い人生を歩むことが期待されます。
固定観念から抜け出せる
「自分はこうあらねばならない!」「自分はこうあるべきだ!」などのこだわりに縛られることなく、たとえ自分に欠点や悩みがあったとしても、あるがままの自分を受け入れられるようになる。
同時に、他人の嫌なところや欠点に対しても、思いやりを持って接することができるようになる。
物事をポジティブに考えられるようになる
何事に対してもポジティブ(肯定的、楽観的)に考えられるようになる。
自分や他人を信頼できるようになり、将来への不安が和らぐ。
自分への信頼感や、自信を持てる
自分のあるがままの思考や感情、行動を大切にする。
自分を信頼し、やればできるという自信が持てるようになる。
自分の価値観を大切にして行動できる
自分自身の判断を大切にし、他人の言動に惑わされないようになる。
「自分はどう考えるか」と言う価値観によって行動ができるようになる。
苦しみや悩みに耐える力がつく
悩みや問題を持っているのは自分だけではないと言うことに気づき、悩みに耐える力がつく。
冷静に現実を見つめ、ふさわしい行動がとれるようになる
周りの評価に左右されることなく、事実や自分の経験を重要視するようになり、自分にふさわしい現実的な行動が取れるようになる。
カウンセリングを受けたら良くなるのか?
良くなる可能性は高いといえますが、絶対に良くなるとは断言できません。それは医学的な治療を受けて病気が完全に治るとは限らないことと同じです。
特にご自身に合ったカウンセラーを選ぶことが大事です。
世間にはカウンセラーと自称する人々がたくさんいますが、カウンセラーの実力はまちまちです。
中には資格を持っていないカウンセラーもいますし、資格を持っているカウンセラーでも必ずしも専門家として実力を身に付けているとは限りません。
さらに、クライエント自身の「良くなりたい」と言う思いが、良くなる大きな要因であることも事実です。
有能なカウンセラーに出会うことも大事ですが、同時にあなた自身の頑張りがなければ、なかなか良くなる事は難しいでしょう。
悩みや解決方法を教えてくれるのか?
カウンセラーは基本的に助言はしますが、直接指示したり教えたりすることはめったにありません。
あなた自身の意志を大切にし、あなた自身で決断し行動できるように勇気づけます。
すべてをカウンセラーに任せて良くなるわけではありません。