とても敏感な人「HSP」センシティブという言葉
刺激に対して反応しやすいということ。
精神的なことだけでなく、体質的なことにも使われます。
同じ刺激を受けても、他の人より強く反応してしまう。
ちょっとしたことにもすぐに動揺してしまう。
「神経質」「臆病」「引っ込み思案」「弱虫」などのレッテルを貼られがちです。
神経の肌理が細かい(目の細かい網)
HSPの神経は「目の細かい網」のようなものです。
海で漁をする時に、荒い目の網を使うと、ある程度以上の大きさの魚やゴミがかかります。
細かい目の網を使うと、もっといろんなものが引っかかります。小さい魚もかかるけれど、余計なゴミもたくさんかかります。
つまり、目の細かい網を持った人は、つらい目に遭いやすい…
ゴミもたくさんさらってしまうし、大きな魚がかかると破れてしまうこともある。
どうやら、目の荒い網を持った人のほうが生きやすいように思えます。
世の中の基準とは違う(全体の20%)
細かい目の網が全体の20%、荒い目の網が全体の80%を占めます。
多数派の世の中の基準に合わせようとしても、どうしても無理が出ます。
「だったら、自分なりの基準をつくればいい!!」
細かい目が劣っているなんて、くよくよ悩むよりも、自分の目の細かさを活かす工夫をしましょう。
社会生活は不向きだと諦めない
敏感さ、繊細さを言い訳に引きこもると、どんどん敏感、繊細になっていき、すべてがつらくなっていきます。
無理強いをせずに、でも甘やかさずに刺激を与え続ければ、段々と刺激耐性のようなものが出来てきます。
今までになかった危険物に出くわすかもしれません。
異変や異常を感じやすいのもHSPです。
もしかしたら社会の大きな問題となるタネをいち早く感知して警告するのもHSPの重要な役割かもしれません。
神経の細かさという特徴を言い訳にせず、うまく使いこなすことで、自分も生きやすくなります。