自分自身への問いかけ(自分は何者であるか?)
エニアグラムの9つの性格タイプの質問を使って「自分はどういう人間なのか?」をチェックしてみましょう。
あなたにとって嫌なこと、避けたい事はどんなことですか?
満足感や喜びを感じるときは、どういう状況ですか?
あなたにとって失敗と感じるのはどんな時ですか?
「今日は良い時間を持てた」と感じるときは、どんな体験にもとづいているでしょうか?
あなたは人とどういう風に関わりたいでしょうか?
自己理解をすることで、他者理解にも繋がります。
※個人的には全部の要素を持っているので、どのタイプかに当てはめなくてもいいと思っています(というか、わかりません!!)
タイプ1「完全」
・自分の欠点を改めるために、努力を惜しまない。
・物事があるべき姿ではないので、腹立たしくなるのがしばしばである。
・時間を浪費するのが嫌いである。
・もっとよくやれるはずなのにやっていないと、しばしば自分を責める。
・小さい欠点でもあれば、全体は台無しであると考える。
・くつろぐのが下手で、冗談が簡単に言えない。
・頭の中で自分をも他人をも、よく批判する。
・他の人々よりも心配性である。
・正直であらずにはいられない。
・宗教面、道徳面で極めて厳格な、ピューリタン的な考えを持っている。
・物事が正しくあることが、自分にとって大切である。
・いつも時間が不足している。することがたくさんあるのに、時間が足りなくて、せきたてられている。
・自分はどのように時間を用いたか、細かくチェックしなければ気がすまない。
・几帳面で実直だが、小心翼々となりがちである。
・まるで自分が、悪に対する戦士であるかのように、容易に思い込んでしまう。
・物事が公正でないことに、とにかく悩み当惑する。
・自分自身、また自分の行っていることが、最も良いものでなければならないと、いつも思い詰めている。
・他人が愛し、認めてくれる以前に、まず自分が完全でなければならないと思う。
・しょっちゅう欲求不満に駆られている。この自分も他人も、決してあるべき姿ではないからである。
・正しいか誤っているか、あるいは良いか悪いかと言う基準で、物事を見ようとする。
タイプ2「奉仕」
・多くの人々が、私の助けと寛仁に頼っている。
・何よりも、他人に奉仕することを誇りとしている。
・他人にとって、大切な存在でありたい。人々が私を必要としてほしい。
・多くの人々が、私に親近感を持つ。
・他人を喜ばせる言葉をかけることがよくある。
・人が困ったり、苦しい立場に立たされた時、助けるのを好む。
・好き嫌いのいかんにかかわらず、人を助ける助けずにはいられない。
・人々が慰めと忠告を求めて、しばしば私のところにやってくる。
・多くの場合、他人が私に頼っていることが、重荷に感じられる。
・自分自身の必要を、あまり認めたくない。
・人のためにしたことが、感謝されないと感じることが時々ある。
・人々の「近く」にいることを感じていたい。
・他人に利用され、あたかも犠牲者になったような気が、時折する。
・愛し、愛されることこそ、人生の最重要事だと思う。
・感動を呼び起こすような出来事が、私にとって大切である。
・人のために尽くすことによって、その人の人生で、自分が大切な存在となっていたい。
・人間成長を助けるのを好む。
・自分の自由な時間を、人を助けるためにしばしば使う。
・人が自分を気遣ってくれる以上に、人のために気遣っている。
・他人の世話をするのを好む。
タイプ3「効率」
・いつも何かしていることを好む。
・仲間と一緒に働くのが好きで、自分自身、よい仲間の一員である。
・仕事に対しては、正確かつプロフェッショナルであることをむねとする。
・物事を組織化し、達成することは、私にとって、ごく当然のことである。
・「成功」という言葉は、私にとって多くの意味を持っている。
・しっかりと目標を定め、その目標に向かって、今どこに自分がいるのかよく把握している。
・達成表や点数など、自分がやり遂げた度合いを示すものを好む。
・多くのことを成し遂げるため、他人から羨ましがられる。
・他人に対して、自分の成功しているイメージを与えることが重要である。
・容易に決断を下すことができる。
・成功するためには、ときには相手に合わせて妥協する。
・過去を振り返る時、失敗や間違いを犯したことより、首尾よく成し遂げた成功をよく思い出す。
・自分のしていることがうまくいっていないと言われるのが、大嫌いである。
・何かを続けるより、新しく何かを始める方が好きである。
・宣伝の分野が得意である。
・自分の仕事、自分の役割ほど大切なものはなく、仕事をし、役割を果たしている以外の自分が何者であるかほとんど考えられない。
・何事も外面に現れるものが大切である、という信念を持っている。
・他人が私に注目するようになる以前に、多くの成果を上げておくことが必要である。
・物事を達成し、自己主張する人間である。
・第一印象は特に大切である。
タイプ4「本物の自分」
・多くの人々は、人生の本当の美しさと良さを味わっていない。
・自分の過去に、強い郷愁を感じる。
・ごく自然に、ありのままに振る舞いたい。
・象徴的なものに、心が惹かれる。
・人々は、私が感じるように深くは感じていない。
・私がどのように感じているか、他の人にはなかなか理解できない。
・礼儀正しく品位をもって行いたい。
・周囲の環境は、自分にとって大切である。
・演劇が好きで、自分が舞台で演じているような気がする。
・行事作法とか、よい趣味は私にとって大切である。
・自分を平凡だと思いたくない。
・苦しみや、誰かを失ったことや、死についての思いに駆られる。
・時々、自分の感情をありきたりの形で表現したのでは、十分ではないと思う。
・グループの感じ方に、あまりにも溶け込んでしまうので、一体どこまでが自分の感じ方で、どこからが他人の感じ方なのか、分からなくなる。
・人間関係がうまくいかないことに、他の人々よりも困惑する。
・自分自身を、暗い人生の中で、微笑んでいる「悲劇の道化役」のように感じる。
・なんとなくお高くとまっていると、人から非難されることがある。
・感情の起伏が激しく、気分が高揚したり、沈んだりするが、かえってどっちつかずだと、生き生きした感じがしない。
・人々は、私があまりにも芝居がかっていると言うが、彼らは私がじつはどのように物事を感じているか何も理解してはいないのだ。
・芸術や美的な表現は、私の感情を表す手段として非常に大切である。
タイプ5「知識」
・自分の感情を自分の中にとどめておく。
・自分の持ち物に執着する。いつかそれを使うことがあるかもしれないと思って物を貯め込む。
・何ということもない会話をするのが苦手である。
・知的に総合したり、色々と異なった考えをまとめたりするのを好む。
・当惑すると呆然となってしまう。また、人から今どのように感じているかと聞かれても、答えようがない。
・多くのプライベートな時間と場所が必要である。
・自分が率先して行うよりも、他の人に主導権をとらせる。
・自分が直接に関わる代わりに、しばしば、じっと座って他人がしているの傍観する。
・人を避けて、1人でいるのを好む。
・自分を他の人々と比べると、もの静かだと思う。そして人々は、しばしば、私に何を考えているのかと尋ねる。
・自分から人の方に出向くのが下手である。また、私の必要を満たしてほしいと頼むのが、苦手である。
・何か問題が起こったら、まず1人で解決をはかり、その上で人に相談する。
・自己主張をすることが難しい。
・熟考することによって、問題を解決しようとする。
・全体を見渡して、物事をそれぞれの場に位置づける。何かを見落としていたら、自分自身が単純で軽率だとして自分を責める。
・自分の時間やお金、また自分自身を表現することに関して、ケチである。
・支払ったお金に見合う十分なものが得られないとき、不満である。
・自分や他人のことで困惑した時、しばしは自分や他人を「馬鹿者」「間抜け」「愚鈍」と考える。
・私は物静かな声で話す。それで、人々からしばしば、もう少し大きな声で話してほしいと言われ、そのたびに苛立っている。
・人に与えるよりも、人から吸収するほうである。
タイプ6「安全」
・基本的に中庸をとる人間である。
・グループに対して忠実であることが、自分にとっても極めて大切である。
・上司の言い分に逆らうことは、とても難しい。
・決断を下す前に、情報集め、十分に準備を整える。
・決断するのに非常に時間を要する。いろいろな可能性について、十分調べておきたいからだ。
・自分がしなければならないこと、自分に本当にできるかどうか案じる場合が多い。
・疑いだして、キリがなくなることがよくある。
・行動する前に、まず事柄の確認をしておきたい。
・厳しい法律がなければ、人は何をするかわからない。
・大抵の場合、義務感と責任感から行動する。
・行動を制約する基準や規範がある方が、性に合っている。
・他の人々よりも、敏感に危険や脅威を感じる。
・敵、味方に分けて考えがちで、誰がどちらの側についているか気になる。
・矛盾や意見の対立にすぐ気づき、敏感に反応する。
・物事の可能性がいろいろ開けているよりは、決まった計画通りに運ぶほうが好きである。
・自分にとって脅威になるかどうかによって、人を判断することが多い。
・「慎重さ」は、私にとって非常に重要な徳目である。
・常に自分の恐れと戦い、それに挑戦している。
・自分自身や自分の立場を守ろうとする傾向が他の人々以上に強い。
・自分が「英雄」の役割を演じているかのような空想にふけることが、よくある。
タイプ7「理想」
・他の人々と比べて、人を疑ったり、動機を詮索しない方である。
・何でも楽しいことが好きである。人生で私が楽しめないものなど、ごくわずかしかない。
・物事はいつも良い方へ展開していくはずである。
・他の人々が私同様に、もっと明るい気持ちでいればいいのにと思う。
・他の人々から、幸福な人だと見られたい。
・いつも、物事の明るい面を見る。人生の暗い面には、目を向けたくない。
・出会う人が、たいてい好きになる。
・話をするのを好む。
・自分は子供っぽく、陽気な人間だと思う。
・人々は、私がパーティーの花形だと、よく話している。
・物事を広い視野で見、どんな出来事も全体との関連の中で考察するよう心がけている。
・良いものはより良いほど良いーこれが私の信条である。
・悲しみを長引かせるのは、良いことではない。
・何事も「素敵」と言えるようなものにしたい。
・「味わい」のある人生を好む。
・未来対して、情熱を失うことはない。
・人々を朗らかにし、喜ばせるのを好む。
・自分の「嫌な」ことは、大抵の場合避けてしまう。
・一つのことに集中するよりも、次から次へと関心が移っていく。
・自分の子供時代を、幸福なものだったと思い出すことができる。
タイプ8「正義」
・自分が必要とするもののために戦い、必要とするものを断固として守り抜く。
・他人の弱点を素早く見つけ、相手が挑戦してきたら、その弱点を攻撃する。
・物事について不満を表明することはなんでもない。
・他人と対決するのを恐れないし、実際よく対決する。
・力を行使するのが痛快である。
・グループの誰が権力を握っているか、すぐに見分けがつく。
・攻撃的で、自己主張の強い人間である。
・物事がどのようになされるべきかを、知っている。
・自分の優しく、上品で、柔和な「内的」な面を容認することも、表現することもできにくい。
・すぐに退屈する。動いてるのが好きである。
・正義と不正義は、私にとって全てに関わる重要な問題である。
・自分の権限や権限の下にある者をかばう。
・自分は、竹を割ったようなさっぱりした人間だと思う。
・一般に自己反省や自己分析にはあまり関心がない。
・自分は順応しにくい人間だと思う。
・余計な世話をやかれるのは嫌いである。
・他人からとやかく言われて、自分を正すの嫌である。
・挑戦するものがあるとエネルギーが出る。
・物事をただ成り行きまかせ任せることに、抵抗がある。
・他の人々は、それぞれ自分で自分の問題を作り出すと考える。
タイプ9「平穏」
・多くの人々は、物事にあまりにも力を使いすぎている。
・狼狽しなければならないような出来事など、人生にそんなにあるものではない。
・大抵の場合、私は平穏平静である。
・何もしていないときが、いちばん好きである。
・私は極めてのんきな人間である。
・この前、眠れなかった夜はいつだったか、思い出せない。
・多少の差はあっても、ほとんどの人はみんな、だいたい同じだと思う。
・通常、物事についてあまり興奮しない。
・明日までに待てないというような、切羽詰まった気持ちになることがない。
・何かを始めるのに、外部からの刺激が必要である。
・何事によらず、力を浪費するのが嫌である。物事を行うさい、力の節約を考慮する。
・「そんなことで、煩わせないでほしい」というのが、私の態度である。
・私は感情に動かされない、冷静な仲裁者である。私にとっては、どちら側でも同じのことなのだ。
・中途半端で、落ち着かないことが嫌いである。
・通常、最も抵抗が少ない道を選ぶ。
・自分が安定した人間であることを、誇りとしている。
・人々を落ち着かせるために、相手に合わせて行動しようとする。
・自分自身をそんなに重要な人間だと考えていない。
・人の話を聞いたり、注意を払ったりするのが苦手である。
・「座れるのになぜ立つのか、寝ていられるのになぜ座るのか」という考え方に賛成である。
エニアグラムに親しむ正しい方法は「自分自身についての真実」を、まずありのまま受け止めることである。
つまり自分を自由にする真実と真剣に直面し、誠実と勇気を奮い起こすことである。
自己の内部の暗い部分を認める者だけが、新しい自由へ導かれる。
エニアグラムから得た自己洞察を、これらの生活で具体的にどのように活かしていきますか?