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不適正検査でHSPは排除される?資質検査・能力検査・精神分析・定着検査

採用してはいけない人材を見抜くための心理検査

定着検査は「従業員の離職リスクを把握し、離職の要因を探り離職防止の対策を立て、定着率を向上(離職率を低減)すること」を目的としています。

 

・資質検査(SS)

・能力検査(NR)

・精神分析(SB)

・定着検査(TT)

 

定着検査の考え方(HPより引用)

折角、採用した貴重な人材が、たちまち辞めてしまっては、採用活動が台無しです。

すぐに辞めずとも、時間とお金をかけて人材を育成し、ようやく戦力化したところで辞められてしまっては、もっと困ります。

特に戦力化している人材の退職は経営インパクトが大きく、収益や業務の推進に多大な悪影響を及ぼしかねません。

 

また、人が定着しない会社は経営が不安定になります。

職場で離職が日常的になると、社員のマインドや組織風土は荒み、時に会社は衰退へと向かうことさえあります。

頻繁な退職者が出る環境は、ほとんどの場合、何も良いことはありません。

「スカウター定着検査」は、このような従業員の離職問題に焦点を当てています。

 

社員が会社を辞める理由は様々です。

本人に家庭の事情があったり、(恐らく)やりたいことや夢があったり、あるいは本人の能力や働きぶりに問題があるケースもあるでしょう。

逆に会社側・マネジメント側に問題があるケースもあります。採用時のミスマッチで、会社と従業員の希望や期待、考え方や価値観が、そもそも折り合いようの無いケースも見受けられます

とはいえ、断続的に(ひどい場合だと常時)従業員の退職が繰り返されるているのであれば、従業員側の問題ではなく、会社側の問題と考える方が妥当ではないでしょうか。

 

「どいつもこいつも能力が低い」

「なんで、諦めずにもっと頑張ろうとしないんだろう」

「最近の若者は根性がない」

こういった会社側の意見を聞くことも少なくありません。

 

しかし、あなたの会社に就職すると人は辞めていく、これが現実であり実態です。

雇っても雇っても次々と辞めていく。会社は一つで退職者は多数、「1対多」の関係です。

いずれの労働者から見ても、長く勤めるには値せずと判断されているのが真実です。

つまり、会社側に何らかの問題があることは明らかだということです。

 

従業員の資質に依存して、定着を期待するのは虫が良すぎるというものでしょう。

能力の高い人を雇えば、見合う仕事を与え、見合う評価をしなければなりません。

能力の高い人にとって、その高い能力(または高度な技術や専門知識)を活かせないような、つまらない仕事をさせれば、やりがいを見出せずに辞めてしまいます。

高い能力(または高度な技術や専門知識)に見合う評価や報酬がなければ、自己の価値を軽んじられていると感じ、もっと評価してくれる会社を求めて転職してしまいます。

 

一方で、知名度が低かったり、魅力的な労働条件や世間と比べ十分な報酬を出せない、あるいは他のどんな仕事よりやりがいある魅力的な(または意義のある)仕事を提示できないのであれば、残念ながら能力の低い人しか雇えないでしょう。

能力の低い人しか雇えないのであれば、能力の低い人でも仕事をできるように業務を標準化したり、または教育研修を通じて人材育成をする等の経営努力が不可欠です。

 

従業員の能力不足を責めたところで、従業員の能力が高まるわけではありません。

雇ったのはあなたの会社であり、能力の低い人でも、仕事ができるように、教育やトレーニングを通じて人材育成に取り組むか、仕事の仕組み化を図るかしなければ、やはり従業員は辛くなって離職してしまいます。

例え社員の能力不足や経験不足だったとしても、結局のところ、採用判断したのは会社側であり、従業員を育てられない・活用できないという人材マネジメントの能力不足と言わざるを得ません。

まして、収益構造が「労働の搾取」に基づくビジネスモデルを展開し、根性論が横行する過酷な労働環境の職場「ブラック企業」では、そもそも人が定着するはずがありません。

(個人的な見解ですが「労働の搾取」型ビジネスモデルでは永続的にビジネスを続けることは困難だと考えています。永続的なビジネスが前提では無い場合、定着率向上という概念自体が意味を成しませんので、当社の適性検査は役には立たないと思います)

いずれにしても、人材マネジメントの問題なのです。 

 

スカウター資質検査や精神分析を活用したり、面接で慎重に慎重を重ねた選考をして人材を採用しても、受け入れ側の人材マネジメントの体制が不十分で退職者を出しまくっているのでは、全く意味がありません。

定着検査は、このような人材マネジメントの問題の解決を目指すものです。 

やみくもに定着率向上を目指しても、効果的に定着率を高めることはできません。

会社側の問題に起因することなのか、それとも従業員固有の問題なのか、いったい何が問題なのかを知る必要があります。

そして、問題がわかった段階で、問題の解決に取り組まなければなりません。

問題を放置すると、やがて取り返しのつかないところまで従業員の感情は食傷していきます。こうなると、打つ手はなくなり、あとは離職を待つだけとなります。

 

定着検査は、打つ手がなくなる前にタイムリーに何が問題か発見するためのツールとなります。

昇格・昇給の評価時期に定期面談を実施する会社は多いですが、その際に同時に定着検査を実施し、従業員の心理状態を把握することで、タイムリーな離職対策への対応が可能になります。

年間数回の定点実施で、従業員のストレスをモニターすることは極めて効果的です。

もし、定期面談を実施していないのであれば、今すぐ定期面談を実施すべきです。離職者が続出している組織では、コミュニケーションが不十分なケースが少なくありません。

コミュニケーション不足は、明らかに管理職の怠慢であり、人材マネジメント能力不足だといえます。

日々の業務でマネジメント側が気づけていない従業員の不満やストレスを、面談を通じて従業員の生の声を聴き、問題を認識しなければなりません。面談者が慣れていない場合や面談技術が不足している場合は、きっかけがつかめず、なかなか上手くコミュニケーションを図ることが出来ないことも多いことでしょう。

定着検査は、面談の際のきっかけづくりとなり、面談の視点のヒントとして活用いただけます。

 

適性検査の評価尺度

定着検査は、以下の5つの視点で従業員の現状分析を行い、従業員の特性と状態を把握し、定着率向上(離職率低減)の施策に取り組むための指標を提供します。

 

0. 離職の傾向

「離職リスク度」「定着リスク度」の2つの尺度で、離職の傾向を測定します。

「離職リスク度」は、在職中の従業員が離職に至ってしまうリスクの度合いを測定しています。

「定着リスク度」は、在職中・離職中に関わらず、職場に定着しにくい度合いを測定します。

 

1. 離職ストレス要因

「仕事の質」「仕事の量」「仕事の適性」「自己の成長」「顧客との関係」「職場の人間関係」「自分への評価」「環境の変化」「将来性」「雇用の安定性」等、在職中の労働者が離職に至る原因となる職場のストレスの主要10項目のストレス(不満)状態を測定します。

 

2. ストレス感受性

「シャイネス」「悲観主義」「完璧主義」「攻撃性」「非合理性」等、物事や出来事、おかれた状況や他者の行動等から、自己に対する否定的側面を過度に認識し、自らストレスを生じさせてしまう特性の度合いを測定しています。

 

3. ストレス習慣

「自責」「希望的観測」「回避」等、ストレスが発生した際に、ストレスを増幅してしまう思考・行動パターンの習慣化の度合いを測定しています。

 

4. ストレス対処スキル

「問題解決行動」「積極的認知対処」「援助の申入れ」等、ストレスが発生した際に、ストレスの悪影響を軽減したり・解消したりする努力の度合いを測定しています。

 

5. 対話スキル

「傾聴スキル」「自己主張スキル」「葛藤対処スキル」等、継続的で良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を測定しています。

 
(↑ここまでがHPからの引用です)
 
お互いのミスマッチを防ぐのに役立つと思う

なぜ、このような不適性検査について調べたかというと「HSPを排除しようとするテストがあった」というツイートを見たからです。

 

(どんなテストよ!?と気になりました)

 

就職活動をしていた人はHSP気質で、正直に回答することが出来なかったそうです。

こんなテストがある会社は怖いと断ったそうです。

 

(正直に回答して配慮してくれるなら、めっちゃいい職場だと思いますが)

 

会社側も人を採用するのは時間もコストもかかって大変でしょうし、どうせなら良い人材を採用したいというのは当然の考えだと思います。

 

私は仕事が続かなかった(転職が多い…笑)

私は「第一印象」だけは、とても良いと思います。

上手いこと対応出来るし、仕事も早いし、ミスなくきっちり出来ます(←自分で言うとるで)

 

そうすると他の人がやっていたはずの業務を自分が任せれるようになって仕事が増えます…

でも慣れてくると退屈になってしまって、転職を繰り返してました(笑)

 

私は、このテストを受けたら落とされてしまうのだろうか?

 

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職場は環境が大事(自分で変えていく)

自分に合う職場なんて探しても見つからないと思います。

だったら自分で居心地の良い環境に変えていくしかないし、そのほうが早いです(笑)

 

どうしても雇われで働くのが無理なら、自分で起業するか独立すればいい。

 

だけどぶちゃけ会社員で働けるなら、毎月お給料がもらえるなんて、こんな楽な仕事はないとも思っています(ストレスは溜まるけど)

 

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