HSS型HSPの世界☆Nymphaea

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繊細の精神と幾何学の精神【パスカル】弱さを知ってるから強いHSP

人間は考える葦である「パンセ」自然の中で最も弱いもの

人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。

だが、それは「考える葦」である。

 

宇宙が彼をおしつぶしても、人間はかれを殺すものより尊いだろう。

なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない。

だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある

うん…哲学って言葉が難しいから、わかりにくいですよね(笑)

 

「人間は弱い生き物だけど、考えることが出来る」

それは、とても尊いのだ!!ということでしょうか

 

繊細の精神とは?

繊細とは…ものの形が細くて小さくかつ優美である様子、転じて感情などが細やかな様子を表す

 

パスカルは自著「パンセ」において物心二元論を唱えるデカルトを批判する際に人間には二つの精神があるとし、哲学において真に重要な精神な二つの内、日常生活の様々な事柄を微妙な心情の動きに基づいて情感的かつ繊細に感じ取り自らを高めていく繊細の精神であり、残るもう一方であるデカルト達の思想は一切の事柄を定義し理論立てていく幾何学的精神は哲学の思考においても日常生活においても役に立たないと主張した。

うん…やっぱりわかりにくい!!(笑)

 

繊細の精神と幾何学の精神があるのだ!!とパスカルが言うてます。

たぶん感情と論理みたいなものでしょう。

 

ブレーズ・パスカルという哲学者

「哲学を嘲笑するものこそ、真の哲学者である」

と哲学者であるパスカルが哲学をバカにしております。

 

ノート、メモ類は、パスカルの死後整理され「パンセ」として出版されることになり、そこに残された深い思索の痕跡が、後々まで人々の思想に大きな影響を与え続けることになった(30代で亡くなってます)

 

「パスカルの三角形、パスカルの原理、パスカルの定理」など

とにかく、めっちゃ天才な人です。

名言からHSPを考える 

「些細な事が我々を慰める、些細な事が我々を苦しめるように」

神経が剥き出しのようなHSPはちょっとした刺激に苦しみます。わかります…

  

「人間は考えるために生まれている。ゆえに人間は、ひとときも考えないではいられない」

頭の中は常に思考でいっぱいです。止めたくても止められないので、寝れません。

 

「人間にとって退屈ほど耐えられないものはない」

これはHSS型っぽい!!退屈は苦痛ですよね(笑)

 

「人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである」

理解されない側の人間ですので、実感しております。 

 

 

HSPは「繊細の精神」を持ってる人が多いと思います。

けれど「幾何学の精神」もバランス良く持つことが大事だと思います!!

 

繊細で弱くて傷つきやすいのではなく、繊細で強く美しくしなやかでありたいですね。

 

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