社会生活で不安を感じる状況に対して
HSPが苦手とされることに対して、どう対処すればいいのか?
社会生活を送るのにかかせない基本的なアドバイスです。
お喋りをする時
自分が語り手になりたいのか?聞き手にまわりたいのか?を決める。
聞き手になりたいなら、相手にいくつかの質問をすればいい。
自分が話したいなら、あらかじめ話題を考えておき、それについて話す。
相手の名前を覚える
最初に会った時に気が散っていたり、神経が高ぶっていたために相手の名前を忘れてしまうこともあるでしょう。
いったん名前を聞いたら、なるべく繰り返しその名前を口に出すようにしましょう。
そしてまた出来るだけ早いうちにもう1度相手の名前を会話に入れること。
頼みごとをする時
HSPは人に頼みごとをするのが基本的に苦手である。
小さな頼みごとはそんなに大変ではないはずが、しばらく放っておくと、だんだん億劫になり「大変なこと」になってしまう。
必要なときにすぐに頼む、あるいは外向的な気分になっている時に、いくつかまとめて頼み事をしてしまおう。
「心の準備」
・内容を箇条書きにしてみる
・頼むべき人を間違えていないか確認する
・あらかじめリハーサルしておく
売り込みをする
はっきり言って、セールスはHSP向きの仕事ではない。
だが、商品を売らなくても「アイディア・自分・想像的な作品」を売り込むことが必要な場面はいくらでも出てくる。
あなたが知っていることを他人と分かち合い、理解してもらったら、あとの判断は相手に委ねたらいい。
HSPはお金について「そんなにたくさんもらってはいけない」などと罪悪感を持ちやすい。
だが、あなたが何かを買う時にお金を払うのと同じように、みんなお金を払うことは必要だと理解している。
苦情を言う
いくらその苦情が正しく合法的なものであっても、HSPにとってそれを口に出すのはからり大変なことである。しかし練習してみる価値はある。
自己主張することは、自分自身であること(若すぎす、年を取りすぎている、太りすぎている、敏感すぎるなど)によって差別されていると感じている人にとっては大切なことだ。
もちろん相手がどう反応するかについて心の準備は必要です。
怒りは、もっとも神経を高ぶらせる感情であり、私たちを奮い立たせ戦闘的にさせる強い刺激になる。
グループにいる時
グループやクラス、委員会などはHSPにとってやっかいなものだ。
HSPは、他人が気付かない大切な問題まで察知してしまうことがよくある。
しかし神経を高ぶらせたくないので、気付いたことを表に出さない。いずれは誰かがあなたの意見を尋ねることになる。
いつも黙っている人の意見ほど、影響力が大きくなってしまうことが多い。そのためグループはいつも静かなあなたに意見を述べるチャンスを与えたいと思っていても、無意識にあなたを恐れてしまうようになる。
他の人と同じような熱心さを見せない人は注目され、仲間外れにされやすい。
それでも静かにしていたいなら、あなたはグループを避けているわけでもないし、バカにしているのでもないとわかってもらうように努力をしましょう。
準備が大切
HSPは他の人が見逃しやすいが、実は何か重要なことに気付くことが多い。
それを述べるとみんなはあなたに感謝を示すはずです。
HSPは充分に準備する。
充分に準備した時こそ、成功が訪れるものです。